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下水道

 下水道の役割  

下水道が完成すると…
川や海、湖、沼などの水がきれいになります
家庭からの汚水や工場からの排水などが、公共用水域である川や海などに直接流れ込むことがなくなります。
このため、公共用水域の水質は改善され、青く澄んだ水になります。
水洗便所が使用できます
浄化槽がなくても水洗便所が使用できるようになります。
町の中からバキュームカーの姿が消え、衛生的で快適な生活が約束されます。
町がきれいになります
ドブやミゾがなくなり景観が美しくなるとともに、町の中が整備されます。
蚊や蝿が少なくなります
ドブやミゾがなくなることで湿地帯も整備されます。
このため、よどみなどによる悪臭や蚊、蝿などの発生がなくなります。
赤痢などの発生を予防します
汚水が拡散されず一カ所にまとめられるため、病原菌を撒き散らすことがなくなります。


 下水道施設と排水設備  

下水道の施設は大きく分けるとつぎの4つ
排水設備 宅内の配水管や汚水ますなどのことをいい、家庭から出る汚水を速やかに下水管に流すための設備です。
家庭の台所や洗濯、洗面、風呂、水洗トイレなどからの汚水を公共下水道に流すためには、それぞれの家庭で排水設備をつくらなければなりません。
排水設備の設置や保守、点検などの管理は各個人で行っていただきます。
下水管 汚水を流すためのパイプや管きょのことで、直径15cmから60cmぐらいのものを道路の下に埋設します。
下水管には、そうじや検査、修理をするためのマンホールがところどころにつけられます。
マンホールポンプ 下水は自然流下で集められるため、勾配のないところでは滞留することもあります。
こうした場合に流れてきた汚水をくみ上げて流すための施設です。
終末処理場 微生物の働きによって集められた汚水をきれいにするための施設で、下水道施設の心臓部です。
終末処理場はくさい、汚いといったイメージで敬遠されていましたが、最近では処理装置が近代的になり、あまり嫌悪感を与えなくなったといわれています。


 下水道にかかる費用  

下水道の整備には巨額の建設費用を必要とします。
この建設費用は国からの補助金や地方債という借入金、下水道による受益を受けられる方に負担していただく受益者負担金などによってまかなわれます。
この受益者負担金については、主に汚水の処理が可能となる区域内(供用開始区域)を対象に、事業の進み具合に応じて賦課されています。
これ以外にも、宅内改造を含む排水設備工事費と月々の使用料が必要です。


 下水道が完成すると  


排水設備をつくるのは下水道利用者の義務です
●下水道が使用できるようになった区域の家庭は、遅滞なく公共下水道につなぐための排水設備を設置しなければなりません。(下水道法第10条)
●くみ取り便所は、3年以内に水洗便所に改造し、公共下水道につながなければなりません。(下水道法第11条3)
●家屋の新築、改築などをする場合は、水洗便所にしないと許可になりません。(建築基準法第31条)
浄化槽を利用している家庭も、処理区域内では公共下水道に直結するための工事が必要です。
排水設備工事は、町が指定した下水道排水設備指定工事店(クリックすると一覧表が表示されます。)でなければ、行ってはなりません。